自転車屋がマジで教える 電動自転車のバッテリー寿命や年数は?

どうも、こんにちは!

サイクルショップオムニエールの店長です。

昔に比べれば値段は下がってきたとはいえ、一般的なシティサイクルよりは高価な電動自転車。せっかくフンパツして買うからには一生使いたい!と思うのが人情ですよね。

でも、バッテリーには寿命があるのでは? 本当に一生、乗れるの?という疑問もわいてきませんか?

今回はそんな疑問にお答えするために、自転車屋がマジで教える電動自転車のバッテリー寿命や年数は?というお話しをします。

動画で聴きたい方は、こちらをどうぞ↓

電動自転車に寿命はあるの?

結論から言いますと、電動自転車は一生使えるものではありません。もちろん使い方によっては使えるのですが、一生使うにはある程度、部品を交換していかないとダメなんです。

なので、電動自転車の寿命は10年が限界だと思ってください。

僕の主観なんですけど、なぜ10年かと言うと、部品が傷んでくるからです。ギアやモーターなど色々な部分が傷んできて、修理にコストがすごくかかります。モーター交換、ギアやチェーンの交換…と諸々のコストを考えると、新品を買ったほうが安くなるんです。

昔だと電動自転車はすごく高いイメージがあると思いますが、今は安くなってきていて、6~7万円で買えるので、コストを考えると買い換えたほうが安いですよ。

店長
もちろん愛着があってコレにずっと乗りたい!という人はそれでもいいけど、自分で修理ができる人とか、お金に余裕がある人でないと厳しいやろな~。

電動自転車は日々進化している!

電動自転車も、家電や車と同様に日々進化しています。バッテリーもリチウムイオンバッテリーになって長くもつようになっていますし、10年あればどんどん変わっていきますので、新しく買い換えていくのがいちばんいいと思います。

ご自宅のクーラーで考えてみてください。電気代を考えると、クーラーも10年経てば新しく買い換えたほうがコスパがいいというのはわかりますよね。

自転車もそれとまったく一緒で、ある程度経った電動自転車は買い換えをオススメしています。

店長
ちょっと寂しいのもわかるんやけどな…。

カスタムしている自転車でも買い換えて大丈夫!

僕は電動自転車の部品等、いろんなカスタムをしていますが、そういうカスタムも引き継いで新しい自転車に乗せればもったいなくないですし、コスパも悪くないです。

たとえばハンドルなんかは10年でダメになることは滅多にないので、いいハンドルだったらそのまま使うとか、さらにグレードアップするとか、電動自転車の本体は買い換えてもパーツで遊ぶこともできますよ。

バッテリーの使用年数と充電回数の目安は?

電動自転車にとってバッテリーは命とも言える部分です。自転車本体の寿命は10年ほどですが、バッテリーにも寿命はあるのでしょうか?

残念ながら、あります。

バッテリーの寿命はどのくらい?

バッテリーの寿命は、だいたい3~5年と思ってください。使用頻度にもよるので明確な答えを出すのはなかなか難しいですが、メーカーのサイトを参照するとだいたい3~5年になっています。

坂道が多いとアシストをすごく使うので、電池の減りが早くなります。そうなると充電回数も増えますし、もちも悪くなります。

スマホもそうですよね。最初はめっちゃ充電できますが、何年も使っていると劣化してきて充電サイクルが早くなりませんか?

店長
さっき充電したのにもう半分?! みたいな経験あるやんな?

自転車のバッテリーも同じです。充電すればするほど減りがどんどん早くなって、容量が減っていくような感じですね。

電動自転車を10年もたせようと思ったら、その間に1回はバッテリーを買い換える必要があると思ってください。

寿命までに何回くらい充電できるの?

1つのバッテリーで充電は700~900回できます。毎日充電する人は少ないでしょうから、1年365年としておよそ3~4年という計算になります。耐用年数は使い方次第なので一概には言えませんが、目安としては3~4年です。

700~900回という数字だけを見ると少ないと思う人もいると思いますが、原付バイクと比べるとコスパはめちゃくちゃいいですよ。1回の充電で30~40円ですから。

店長
たったそれだけで、どんだけ走れるねんという話やで。

ものによっては60km、70km、80kmと走ることができます。たった30円でそれだけ走れれば、かなり燃費はいいと思います。車とか原付バイクに比べたら全然コスパはいいですよ。

車でもオイル交換はありますよね。バイクでもオイル交換はありますが、オイル交換するだけで3000円とか4000円取られるわけです。自転車はそういうのはなくて、バッテリー交換だけです。

車も原付バイクもバッテリーは安いので、自転車のリチウムイオンバッテリーはちょっと高く思えますけど、それでも4万円くらいです。4万円で容量の大きいいいものを買えば、あとあと長く使えますよ。僕は容量の大きいものを買うことをオススメしています。

バッテリーの寿命を延ばすコツ、充電を長くもたせるコツ

バッテリーの交換は必要だとしても、ちょっとでも寿命を延ばしたり、充電を長くもたせる方法はないのでしょうか?

じつはあるんです。

みなさんあまり工夫されていないですけど、意識的にやればバッテリーの寿命や充電は結構もたせることができますよ。

バッテリーを2つ持つ

僕がいちばんオススメしているのは、バッテリーの2つ回しです。

これがいちばんいいです。無駄がないんです。最初に電動自転車を買うとバッテリーが1つついていますよね。このときに、もう1つバッテリーを余分に買うんです。容量は大きくても小さくてもいいですが、2つを使い回すことによって限界まで使えます。

バッテリーの2つ回しってどういうこと?

たとえば、ちょっとだけ遠くまで行かなければならないとき、「バッテリーが足りないなー、20%しかないや。坂も多いし不安だなあ、充電してから行こうかな」となったら、この残っている20%がもったいないですよね。

それだったら、ゼロまで使えるようにそのバッテリーは置いておいて、その日の遠出には2つ回しのもう1つのバッテリーを使い、後日、普通の外出のときに残り20%のバッテリーを使うようにすれば、カラッカラまで使えますよね。

すごく便利ですよ。うちではこの2つ回しをオススメしています。

最初はちょっとコストがかかっても、じつはお得!

バッテリーの2つ回しは、最初にちょっとコストがかかるのが難点と言えば難点です。電動自転車を買うときに2~3万円プラスされますからね。

でもバッテリーは結局、後々買うことになるので、目先を考えると損に見えますが、先のことを考えると別に損ではないですし、すごく効率のいい買い方なんです。

自転車屋さんに行って、いきなりバッテリーをもう1個買ったほうがいいですよなんて言う自転車屋さんはあまりいませんけど、実際はこのほうが絶対いいんです。

バッテリーを2つ持っているのは、充電器を持っているようなものです。ケータイも予備バッテリーを持っていると安心ですよね。

以上が物理的な物=バッテリーを買って解決という方法です。

ペダルの漕ぎ方を意識しよう

もうひとつの方法は、ペダルの漕ぎ方です。みなさんあまり気にしていないと思いますが、ペダルの漕ぎ方でバッテリーの寿命や充電のもちは変わるんです。

変速ギア付き自転車の場合

メーカーのサイトにもそこまで書いていないと思いますが、気をつけてほしいのは、漕ぎ始めです。変速ギアのついた自転車の場合、漕ぎ始めに重たいギアでガンッと踏むと、バッテリーに負荷がかかってあまりよくないです。

車で考えてみてください。車も急発進すると燃費がよくないですよね。運転をしない人でも、アクセルをがんがん踏むとガソリンが減るのはイメージできますよね。

バッテリーもまったく同じなんです。バッテリーも、車と同じように優しく発進してあげると長くもちます。坂道もそうです。僕もやりがちなんですが、本当はよくないのが重たいギアでアシストをフルに使って坂道を登ることです。

速く進むのである意味いいんですが、これをやるとバッテリーは減ります。減りも早いし、ヘタリやすいです。ギアが1、2、3とあるとして、1速がいちばん軽くて3速がいちばん重いのですが、重くなればなるほど速くなります。

その重いギアでアシストを使って坂道を登っていくと、速く登れますけどバッテリーは早く減ります。チェーンやタイヤにも結構負担がかかるので、あとあと部品の交換が必要になってくる可能性もあります。

なので、なるべく3速よりは2速くらいの重さで乗るといいです。漕ぎ始めも、あまり重いギアで最初から突っ込んでいくとバッテリーがもちにくくなります。

変速ギアのない電動自転車の場合

変速がない場合は、漕ぎ始めにゆっくり漕いでいくことがすごく大事です。ガンッといきなり漕がない。それだとアシストが入るので、ゆっくり力を入れていくことです。

急加速も同じで、急加速することでバッテリーの減りが早くなってしまいます。ゆっくりとエコ運転で、アイドリングを意識して、地球温暖化を意識して運転すれば、動き始めも急加速せずに漕げます。

これがいちばんバッテリーの寿命を延ばすコツ、充電を長くもたすコツになります。

店長
正直、電動自転車にそこまで気を使わんでもいいと思うけど、自転車やバッテリーの寿命を延ばしたい人は、こういう走り方で走るといいで。

バッテリーの寿命を延ばすペダルの漕ぎ方で自分の足を守ろう

最初からがんがん踏まずにペダルをゆっくり軽く回して運転することは、足にあまり負担をかけず、自分の足を守ることにもつながります。

足に負担をかけると膝をやられたりしますからね。電動自転車でもペダルを踏む位置によってスピードの出方が違います。なので効率よく漕ぐことが大事です。

ペダルを時計として、2時から3時くらいのところから軽く力を入れる感じですね。これによって結構アシストの力が入ってきます。4時ではなく、まず2時か3時くらいからしっかりゆっくり踏んでください。

あまりやりすぎると足がやられますので、時計の2時か3時くらいからスムーズに軽く力を入れて踏み込んでいくというイメージです。そしたら結構、坂道も楽に行けますよ。

電動自転車のバッテリーの購入方法

バッテリーを扱っている店は実店舗にもネットにもあります。どこで買うのがいいでしょうか?容量や型番の調べかたも紹介していきます。

購入するバッテリーの容量は?

バッテリーの容量はどれがいいかというと、基本は大きいほうがいいです。ただ値段が高いので、各自のお財布次第ですね。2つ回しをするなら真ん中くらいのもの、12くらいで十分です。ネットがオススメとはいえ、店舗で買いたい人は店舗で買っても全然OKですよ。

購入前に型番を調べよう!

購入前の注意点ですが、まず最初にメーカーのサイトで自分の自転車のバッテリーの型番を調べてください。そして間違いのないように買ってくださいね。間違えて返品とか面倒ですから。古い自転車だと型番が変わってる場合もありますから注意が必要です。

パナソニックのバッテリー型番確認はこちら

ブリジストンのバッテリー型番確認はこちら

ヤマハのバッテリー型番確認はこちら

店長
充電電池の型番が変わってるとバッテリーの型番も変わってることがあるねん。そういうこともメーカーのサイトに書いてあるから、ちゃんと読んで調べなあかんで~。

ネットで買うほうが少しお得!

正直、店舗よりネットのほうが安いです。ただ、むちゃくちゃ安いかというと、そこまで安くはないです。なんでかっていうと、わからないです(笑)。なぜかわからないですけど、そんなに値崩れしないんです。

メーカーがバッテリーの規格をどんどん変えてきますからね。サイズがどんどん小さくなってきているので、昔のバッテリーは大きくて入らないんです。下の規格は一緒なんですけど、フレームに入らない。どんどん新しくなるので安くならないんでしょうね。

店長
メーカーもきっちり商売してますんや。

ネットでは、アマゾンや楽天で買うのが早いです。物によっては海外のサイトにもありますが、電池は輸入するのが面倒なので、国内で買うのが前提になります。価格.comで最安値を調べて買ってください。

基本的にはバッテリーはメーカーから出ているので保障もありますし、安いところで買うのがいちばんお得です。僕はアマゾンプライムに入っているのでアマゾンで買いますけど、楽天でもなんでもいいですよ。

まとめ

  • 電動自転車の寿命は10年くらい。
  • バッテリーは10年のうちに1~2回交換する。
  • バッテリーの寿命を延ばすには2つ回しを推奨。
  • 漕ぎ始め、坂道、急発進がいちばんバッテリーを食うので、2時か3時のところでスムーズにペダルを回すこと。
  • バッテリーの購入はネットで、アマゾンや楽天がオススメ。

ということで、今回は電動自転車のバッテリーの話をさせていただきました。電動自転車は将来的にもとても使える便利な物です。ただ、一生使えるというよりも消耗品なので、どんどん何年かのスパンで買い換えてください。

車も7~10年スパンで新車に買い換えますよね。電動自転車もそうやって買い換えていくとコスパもよくなります。

ぜひそのあたりも考慮しながら自転車ライフを楽しんでくださいね。新しい自転車になったらバッテリーの減りが少なくなったな!とか、そういう楽しみも見出していってくれたらうれしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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